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足関節捻挫

スポーツではよくみられる外傷で、バレー、野球、バスケなどジャンプ動作やスライディング、ラグビー、アメフトなどでは相手の荷重が足部へ掛かり骨折なども多くみられます。
小児などの成長期では剥離骨折などよく見受けられ、突き指などと同じく見逃されるケースもあります。
靭帯が伸ばされる外傷が多く、前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯が主に外側の靭帯で前距腓靭帯が1番損傷が多い靭帯、外側には二分靭帯、第五中足骨基底部骨折、腓骨筋腱、外果骨折なども注意して診なければなりません。
内側では三角靭帯(前脛距靭帯、脛踵靭帯、脛舟靭帯、後脛距靭帯)があり内果の骨折あるいは前脛腓靭帯なども同時に損傷すると外果、内果、距腿関節の骨折など重傷になる率が高くなります。

軽い捻挫でも1度伸びた靭帯は張力を失うため元には戻らない為、放置するとパフォーマンスの低下などに陥る為、早期に受診し、足部機能を低下させないようリハビリをしっかりしましょう。